>ブログ>2020年 06月
奪還計画パート2(スーパー金型編(^^;)
え~
6月に入り今年も半分を過ぎようとしておりますが
『コロナ渦』も少し落ち着いて来たようで
緊急事態宣言も解除されましたね(*'ω'*)
・・かといってまだまだ油断せずに気を引き締めていかねばと
弊社でも玄関に『アルコール消毒液』を設置したり
従業員にマスクの配布をしたり、出来る限りの時短勤務に取り組んだりしております('ω')
さて、話は変わりますが前回の
『テーブルスポット修理代奪還計画』に引き続き
新たな『奪還計画』が始まりました(^^;)
今回は『スーパー金型導入費奪還計画』です(^^ゞ
一枚目、左側に写っている金型が、今回購入に踏み切った
タレットパンチャーで使う『タッピング金型』です。
(※写真はクリックで拡大できます(*'ω'*)b)
名前の通りタレパンで製品をブランク加工する際に『タップ』を切ってくれる金型です。
普段は『タップ』がたつ箇所の下穴を開けるだけの加工をした後
ボール盤やタッパーを使い人力でタッピング作業を行うのですが
この金型を使えば、ブランク工程中、下穴加工をした時に
タップも同時にやってくれるという優れものなんですっ( `ー´)ノ
『なんだぁ、普通じゃん( 一一)・・・』
なんて声が聞こえてきそうですが・・・
この金型・・・導入するにあたり
セッティングに関わる作業や、関連部品、メンテナンスに関わるケミカルも込みで
なんとトータル『100万円』程かかるんですっ(。-`ω-)ムム…
『タップ位、人力でやればいいじゃん(*´з`)』
と、思われる方も多いでしょう…(;´∀`)…
いや、実際弊社内でもそう言う意見も多く
導入に至るまでには結構な時間を要しました(^^;)
まぁ、実際これまでウン十年、すべてのタッピング作業は人力で行ってきたのですが
ここ最近、量産品の受注も増えてきまして・・・
例えば『M5』のタップが18箇所ある製品を500個位
定期的に受ける事も有ったり(^^;)…
普通に計算すると『M5』が9000箇所という事になります(^^;)
実際、これまでそれを人力でやっていた訳なんですが
少数精鋭で回している弊社にとっては
誰か彼か現場で何かを担当している職人さんが『タッピング作業』に
1日以上囚われているという事態に多々直面し
ほかの作業が滞る恐れも出てきたので
色々と健闘した結果、今回思い切って導入に踏み切る事にした次第であります(;'∀')
タレパンがタップを代行してくれている時間に
職人さんは他の仕事をどんどん進められるので
金型を導入した一時的な出費は痛いですが
『金型代奪還』への道はそう遠くないっ!と思っております( `ー´)ノ
前出の品物、M5の他にも『皿加工(平ネジを閉めた時、頭が出ない様にするザグリ)』が
何箇所か有り、そちらも特注金型を使用してタレパンで加工しています。
板厚も3.2㎜なのでレーザーで外形を切るより
タレパンでガンガン抜いたほうがはるかに速いので、かなりの時短となっております(*'ω'*)
近年、弊社で製作する品物は『少量多品種』になってきていて
割とレーザーで加工する物が多くタレパンが稼働しない日も多々ありました。
しかし『量産品』やレーザーでは出来ない『成形加工』のある品も受注する機会が増えてきたので
今では
『若いもん(レーザー7歳)にはまだまだ負けられんっ( `ー´)!←(タレパン20歳越え)』とばかりに
タレパンもかなりの稼働率で頑張っております(*'▽')
『成形加工』とは・・・(2枚目の写真をご覧ください)
ダボ出しやルーバー、エンボスやバーリング、皿など…
簡単に説明しますと金属の表面に凹凸をつける加工です('ω')
その形状にあった金型をセットし押し出して成形します。
弊社では多くの金型を保有しており様々な形状の成形加工を行っております(*'▽')
個々のお客様の御要望に応えられるよう、年々金型の数も増えてまいりました('ω')
量産品であれば、特注金型を作ってオリジナルな成形も出来ますので
『こんな加工出来ないかな~』などありましたら是非ご相談下さい!
まだやったことは有りませんが『💛型』『★型』なんかのエンボスが有ったら楽しいですね( *´艸`)←妄想中
では本日はこの辺で(=゚ω゚)ノ
投稿: 2020/06/14
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